プロとは
こんにちは。みやもとです。
この記事は将来の自分に対する戒めの意味も含めて書きます。
さて、ツイッターをやってるといろんなマジシャンに出会う事ができます。初心者、プロ、アマチュア....気軽にその人になにかしらのアプローチを送る事ができます。すごい時代ですよね。
僕が憧れるプロの方は何人もいるのですが、その中でも僕が中3くらいからカードマジックを始めてマジックの映像を見漁っていた際、真っ先に憧れたプロはムッシュ・ピエールさんでした。初めてネクタイピンの手順を見たときは本当に感動しました。
大学2年の5月に博多でレクチャーが開かれるというアナウンスがあった際は脊髄反射で申し込んだので、申込番号1番だったなんてこともありました。(確かそのときお風呂に入りながら申し込んだ記憶があります)
そんな憧れの存在であるピエールさんも、ツイッターにいらっしゃる訳で、実際に何度かお話しさせていただいたこともあります。実際マジシャンという存在は、割と繋がりが出来やすい物なのかもしれません。
一方、アマチュアの中でも特に、マニアと呼ばれる存在もいて、その中にも憧れる人はたくさんいます。(挙げると長くなっちゃうのでまたこの話は別の機会に...)
自分で言うのもなんですが、僕もマニアだと思っています。実際、ツイッターを見てみるともの凄い数のマニアがいて、みんなめちゃくちゃ上手かったり訳のわからんようなことをやってたりするのですが、そんな中、たまにこんな事が話題に上がったりします。
「プロとアマチュア、どっちが上手いんだ」
実際、難しいところですよね。
中にはマニアを嫌うプロや、プロを嫌うマニアがいたりする訳ですが、そもそもなにを目指し、必要とし、伸ばしたのかが違います。(ポ○モンでいうところの努力値的な)
ただ、僕の個人的な思いとしては、プロには手品において何かしらマニアに圧倒的に勝てるものがあって欲しいと思っています。(よほど演技やらテクニックなどがお粗末でない事が前提ですが...)
というのも、マジックって性質上、観客から見れば「凄い」と感じる閾値が割と低いと思っています。もうそれ自体である程度不思議なんですよね。実際それで僕は勘違いして調子に乗っていた時期もあった訳ですが....
だからこそ、そればかりにすがっている人をみると少し残念な気持ちになったりします。
一方で、あるマジックを自分が持つものと組み合わせて、エンターテインメントに昇華させている人もたくさんいらっしゃいます。僕はそういう方々を心から尊敬しています。
その中でも僕のことを良くしてくださっているマジシャンの方と喋っていたとき、皆さん口を揃えていうのは
「マジックだけじゃなくて人としての自分を見に来てもらえるようになったほうがいい」
ということです。もちろんテクニックなどのレベル保証は前提なのでくれぐれも勘違いしないようにしないといけないのですが、やはり人間的な魅力というのは、パフォーマンスにおいて強い武器になるそうです。
それの難しいところは、ただ面白いことを言えばいいって事じゃないところですよね。実際手品をして何も考えず下ネタを言うだけならキャバクラでチヤホヤされたい手品おじさんと大して変わらない訳ですし、ギャグや受け答え、テンションなどをお客さんを見極めながら調節してこそプロだという感じがします。
その話をされて以来、これまでより意識して演じるようにしてきたのですが、確かに気持ちVICTORでの指名率やチップ率が上がったような気がせんでもないような....?
僕は今大学3年、もうすぐ4年になる訳ですが、卒業後は今のところ熊本のバーでプロとして活動して行けたらな、と思っています。そしてプロになるからには年下のマニアの人からも舐められないような凄い人になりたいと思っているのですが、その為にも今のうちにパフォーマンススキルを磨いておきたいと思います。
長崎で週末お世話になっているBarVICTORでも今よりもっと指名数をあげたり個別の仕事に呼んでいただけるようになれるようあと1年精進したいです。
宣伝になりますがそんな僕でも今度ウチに出演しにおいでよと言ってくださるところがあれば是非お声がけくださると嬉しいです。
というわけでこのブログを公開するからにはとにかく精進するしか無くなりました。そういう戒めを込めて今日はこの辺で終わりにしようと思います。
ではまた。
マジックバーに出演するレベルってどのくらいのレベルなんだろう...?