レビュー:てじなびより2019 by園内五果
こんにちは。みやもとです。
マジケお疲れ様でした。僕のブースで販売していた商品もたくさんご購入いただけていたようで、凄く嬉しいです。Twitterの方を見ていると、レクチャーノートやDVDが届き始めたと言う報告をちらほら見るようになってきました。
さて、今回ご紹介するのは
「てじなびより2019」
です。
僕が住んでいるのは九州長崎。おそらくあと数日届く見込みがないので去年の戦利品を紹介する事で、「え、あのブース既刊扱ってたっけ?」という混乱を招くという高度な情報戦を展開していきたいと思います。(迷惑)
こちらの本は、手品のレクチャー本や理論書ではなく、「全国手品スポットまとめ本」です。
価格はたしか去年のマジケで500円だったような。
この本は手品スポット(主にマジックバーやショップなど)をまとめた本なのですが、Twitterなどを通じて情報収集されていた事もあり、スポット数がめっちゃ多いです。44ページにわたって紹介していて、1ページあたり2〜3件紹介してあります。しかも住所、電話番号、料金、HPなどが詳しく紹介されており、各地に旅行に行く際持っておいて損はない1冊となっております。
というかこの本はテジナが好きな一般層(所謂非テジナ人)の方向けにもおすすめなのでもっと流行って欲しい感じがします。(買ったの1年前ですが)読んでる感じ結構その層を意識して書かれてますし...
個人的な話ですが、VICTORも掲載していただいているので、去年のマスターへのマジケのお土産はこれでした。
この本は2019年版という事でしたが、それ以降に出来たお店だったり、情報が寄せられなかったお店は載っていないので、数年ごとに更新したりするんですかね。だんだん分厚くなっていったら面白いんですが...どうなるんでしょう。楽しみです。
というわけで今回はてじなびよりのご紹介でした。今年のマジケには「テジナビタリ」なるものも出品されていた(もちろん購入済み)ので、届いたらそちらもレビューしていきたいと思います。
それでは今回はこの辺で。ではまた。
追伸
お誕生日プレゼントありがとうございました。(小声)
レビュー:「裏」レクチャーノート7 by 野島伸幸
こんにちは。みやもとです。
マジケ絶賛開催中ですね。皆様欲しかったものはもうゲット出来ましたか?僕は色々買い逃しました。くそう。
さて、今回もマジケ商品レビューです。
今回紹介するのは野島さんの
「裏」レクチャーノート7
です。
諸事情でフライングゲット出来ましたので、まだ持ってない人にマウントを取るべくレビューします。
収録内容
誰でも鼻ティッシュ
カードtoヒューマン
ドラグスレイブ
ACABV
価格
300円
みんなだいすき、裏レクチャーノート新刊です。僕はこのシリーズの大ファンで全巻揃えてます。布教用にもう1セット買いたいくらい。
誰でも鼻ティッシュ
どうも、原案者です。人生で初めてクレジットされました。おそらく僕は「初めてクレジットされたのは野島さん」って一生言い続けます。ありがとうございます。
鼻ティッシュが難しいという声は良くいただきますが、天才野島さんによって誰でもできるようになりました。やったね。しかもコンプライアンス重視。これなら誰でも演じれます。ぜひやってみてください。
カードtoヒューマン
変形合体カードtoヒューマン!(合体しない)
カードが人型になります。映像で野島さんに見せてもらったのですが、すごくシュールでおもしろいので好きです。
野島さんがこのアイデアをMHさんに投げたところ、とんでもないクオリティによって帰ってきたということでTwitterで話題になってました。SORAさんも関わっているということでスペシャルサンクス豪華すぎます。
ドラグスレイブ
残念ながら元ネタを存じ上げませんでした。
僕は中二病なのでこの詠唱はぜひ覚えたいところなのですが、解説見てる感じセルフワーキング作品として普通に不思議っぽいです。
ACABV
エニーカードアットエニーボイスの略だそうです。個人的にこのレクチャーノートの目玉作品ですね。裏レク感満点というか、これぞまさに!という感じです。去年の生誕祭イベントの時裏レク実演コーナーがあったのですが、、もし当時これが発表されてたら間違いなくリクエストしてました。
というわけで以上、裏レクチャーノート7のご紹介でした。こんだけのボリュームで300円。買いです。野島さんファンの方、および裏レクファンの方はぜひ買ってみてください。超おすすめです。
というわけで今回はこの辺で。ではまた。
レビュー:MATRIX by みの
こんにちは。みやもとです。
いよいよ始まりました、マジックマーケット。僕の作品は全てDLCで売り切れがないので売れ行きが全く分からない状態です。こわい。
さて、PDF商品は即日閲覧できるということでTwitter上でも様々なレビューが飛び交っているわけですが、僕もその波に乗ってレビューして行こうかと思います。
今回紹介するのはみのさんの作品集
「MATRIX」
です。
収録内容
技法について
Matrix
Reverse Matrix
リテンションバニッシュについて
価格
1500円
形式はレクチャーノートですが、各種演技映像とバックビューへのリンクがついています。
技法について
この手順はある1つの技法を軸にして構成されており、この技法が命となってきます。
コツだけでなく、練習法も書いてあるほか、各章にリカバリーも解説されているのですごくいいです。
Matrix
初見マジで追えないです。2回目見ても追えないです。なんでやねん。コツさえ掴めば割と人前でも行けそうです。
角度気を付ければある程度お客さんが並んでいても耐えそうな雰囲気です。
Reverse Matrix
ちゃんと示すのに戻ります。なんでやねん。これもMatrix同様無理がない手順だと思います。
マジで不思議なのでぜひ覚えたいです。
リテンションバニッシュについて
マジケ直前に動画が話題になりました。
このコツに関しては、僕が考えているリテンションバニッシュの理論と重なる部分が多く、推していきたいです。ROPSムーブにも似たエッセンスが入っているので、リテンションバニッシュに興味ある方はぜひ。
ちなみにこれ系で嬉しいのは、リアルスピードでのバックビューがある事ですね。大体バックビューの解説となると、解説用に大袈裟にしたりなど、実際のやり方と差異が出ることが多々あります。このバックビュー動画にはちゃんとそれがあったので僕的には評価高いです。
というわけで以上、MATRIXの紹介でした。
マジケ後の物販の情報はまだ出てない(?)ようなので買えるうちに買っておきましょう!!
というわけで今日はこの辺で。ではまた。
レビュー Silver star by K-GO
こんにちは。みやもとです。
もうすぐマジケですね!おそらく皆さん何を買おうか迷っているところだと思いますし、僕も実際すごく迷っています。そこで、今回はマジケで発売される商品の先行レビューをしたいと思います。ご購入の参考になれば幸いです。
今日ご紹介するのは
Silver star
作者は若手コインマンの中の注目株ことK-GOくんです。昨年のマジックマーケットでファースト作品集:Weedsを販売してマニアの中で話題になりました。あのコインスルーグラスの衝撃はヤバかったですよね。そんなけーごくんが今回は2作目、今回は難易度抑えめで演じやすい手順をまとめて発表するそうです。
K-GOくんとはなにかと仲良くさせてもらっている(と思っている)のですが、彼のアイデアはちょいちょい突拍子もない切り口から攻めてきたりするので凄く好きです。喋ってると何故か自分にも謎のアイデアが生まれてきたりするのでご利益があるのかもしれません。今のうちに拝んでおきましょう。
話がそれましたが今回はこちらのレビューをしていきます。
価格
1500円(マジケ価格)
形式
PDFダウンロードカード(Youtubeリンクに飛びます)
収録作品
•A cup of coin
•The table
•3Fly
•Clear glass
•Repurse
•Like reverse matrix
(計6作品)
A cup of coin
銀貨3枚のワイルドコインです。
これは昨年、駒込で行われた「マジックルドベキア」で演じられていた作品です。カップに入った液体をコインに塗ると変化するのですが、見せ方が面白いです。個人的には3枚目の変化がお気に入りです。
The table
銀貨4枚で行うコインスルーテーブルです。
是非生で演技を見たい作品です。1つの演技としてまとまっているだけでなく、アヘッドの作り方や、音のサトルティなど、パーツだけ別の手品に応用も効きそうです。
3Fly
左右の手が1度も接触しない3Flyです。なのに難易度としてはそこまで難しいというわけでもありません。前情報なしに見ると結構引っかかる方は多いのではないでしょうか。
Clear glass
ショットグラスを使った(雑草を使わない)コインスルーグラスルーティンです。個人的にめっちゃ好みの作品です。何故かグラスにコインを入れても底をすり抜けてしまいます。オチまで込みで気持ちよく引っかかれますし、カウンター越しとかであれば角度など問題無く演じられると思うので練習したくなる作品です。一般のお客さんにもウケそう。
Repurse
みんな大絶賛のやつです。パースがひっくり返ります。誰がなんと言おうとパースがひっくり返ります。しかも1発ネタかと思いきやまさかの2段構え。やり方によっちゃあと1段くらい追加できそう。オープニングの小ネタにはピッタリかもしれません。
Like reverse matrix
これは演技のみおまけコンテンツとなります。
コインマジックっぽいタイトルのカードマジックです。タイトルの通り、「リバースマトリクスのように」4Aが出現します。いわゆるクイックアンドビジュアルで映像映えしてました。かっこいい。
以上になります。一通り見てみて、ちょっと練習してみて演じられる適度な難易度の作品集という感じでした。
コインマジックがお好きな方には特におすすめの作品集です。是非お手にとってみてはいかがでしょうか!
こちらの作品はマジックマーケット2020たのしそしなや(^ω^)ペロペロにて販売されます。お見逃しなく!!
それでは今回はこの辺で。ではまた。
マジケ2020 出品作品セルフレビュー
こんにちは。みやもとです。
今年僕から出品するものの中に、
VICTOR手品本Vol.2
というものがあります。
これは、先日のブログでもお伝えした通り、VICTOR組マジシャン3名によるアンソロジーになるのですが、今回はこれらに収録されてる作品を相互レビューという形でまとめてみました。
ご購入の参考になれば幸いです。
価格
2000円
収録作品
・Both side Oil and Water
・VICTORの説明できないトリック
・5枚を10枚にして
・マークトデックの作り方
・カンペマジック
・Lost Ace Collector Ver.1.0
・サムカフエスケープ
今回は、マスターが小林さんを、小林さんがみやもとを、みやもとがマスターをレビューしました。
以下各レビューになります。
愛野の小林さんは週末にBar VICTORでマジックを披露してくださっていますが、あまり他のマジシャンがやらないような、独特な世界観を持ったマジックをされます。
まずは「5枚を10枚にして」
これはBar VICTORで小林さんが、特に反応のいいお客様によく演じておられます。
このマジックが生まれた時、Bar VICTORで私も立ち会っておりました。
とある原理を海外の原書からみつけた小林さんが、私の「こうしてみては?」など、余計な一言を交えながら、ああでもないこうでもないと色々と膨らませて行って作り上げた手順です。
これはマジシャンでも、初めて見た人は漠然と何か原理があるのだろうな、と思っていても追うことができないほど巧妙です。
不要になったトランプを大量に持っているであろうマジシャンにとっては、知っていて損のないマジックですし、これを知っただけでもこの作品集を買ってよかったと思えるでしょう。
「マークトデックの作り方」
バイシクルやサーカスでマークトデックを作る方法ですが、高価なギミックデックを購入しなくても自作できる方法は、マークトデックを使用する人にとっては有難いと思います。
自作だと、デックが傷んでも惜しげなく交換できますし・・・。
長年の経験から小林さんが考案した方法を試してみてください。
「カンペマジック」
お客さんがマジシャンの覚えたカードを当ててしまうというマジックで、観客に不思議さと満足感を与えることのできる手順です。
「マジシャンがすごいのではなく、お客さんがすごいのだ!」という演出は小林さんのマジック・スタイルを具現化したような感のある作品です。
小林さんは、よくトリネタとして演じています。
以上Bar VICTORオーナー 安谷でした!
みやもと君は、マニアックなマジックを綺麗にちゃんと演じることができるマニアです。しかし、マニアなのに、まだ若いのに・・・VICTORの一般のお客さんに楽しんでもらえるような「独りよがりではない」マジックもちゃんと演じることができています。
VICTOR組の手品本第2弾では、みやもと君のマニア寄りの面が見られるマジックと、エンターティナー寄りの面が見られるマジックの2つが解説されています。
「ロストコレクター ver.1.0」は、有名なプロットを2つ統合したもの。しかし無理なくスムーズに統合されています。また、実演するうえでも無茶な部分は無いでしょう。私(愛野の小林)にとっては、途中のいくつかの技法に自信が無いので一般のお客さんに演じるためにはどれだけの時間練習しなければならないか? しかし、みやもと君自身はスムーズに演じており、みやもと君の演技を見るたびに「綺麗だなぁ」とつぶやいています。
「サムカフエスケープ」は、実際にみやもと君がVICTORでよく演じている演目の一つです。観客と向かい合うカウンターでも、観客に囲まれているボックス席でも、観客に喜ばれています。
愛野の小林
マスターのマジックは、小川心平氏から受け継ぐ様々なエッセンスに加え、現場での経験に基づいた感覚的な理論と、観客に適応するための試行錯誤がベースとなっています。
「Both side Oil And Water」
10年越しの発表だそうです。視覚的な思い込みを利用した、「ズルい」作品です。パケットを取り出してサラッと出来る手順ですので、フットワークも軽くてお手軽です。
「VICTORの説明できないトリック」
初見で度肝を抜かれました。レギュラーデックで出来る現象の中でも、シンプルでかつ強烈です。厳密にいえば、説明できないトリックと言っても現象はよりシンプルで、エニーカード的な要素の方が強いかもしれません。観客が完全フリーでコールしたカードが現れます。隣に座っている2人連続で同じ現象を達成するのもちょいちょい見かけます。ショーの中の隠し球としてこっそりストックしておくと強い武器になるかもしれません。イチオシです。
みやもと
と、こんな感じになりました。
ちょっとでも気になった方はぜひ購入をご検討いただけるとうれしいです。
今回はこの辺で。ではまた。
マジケ2020 おしながき Side K-GO
こんにちは。みやもとです。
前回に引き続き、「たのしいそしなや(^ω^)ペロペロ」からの出展内容について書いていきます。
今回はK -GOくん編です。
昨年リリースしたWeedsはほぼ完売した彼ですが、今回も作品集を出すそうです。というわけでこちら!
Silver Star(DLC)
コインの作品集です!
価格:1500円
収録内容
・ワイルドコイン
・コインスルーグラス
・コインスルーテーブル
・スリーフライ
・Repurse
・リバースマトリクス風Aプロダクション(オマケ)
今回の作品集はWeedsとは違って特殊技法を使わない他、難易度も抑えめでより多くの人がチャレンジ出来るような作品を集めたそうです。
特にRepurseはおすすめです。めっちゃビジュアルに財布(パース)が反転します。マジオンに行った際、堀木さんに見てもらったところ、好評だったそうです。
コインマンの方、買いましょう!!
ひとまず今日はこの辺で。ではまた。
マジケ 2020おしながき Sideみやもと
こんにちは。みやもとです。
気がついたらマジケまであと半月ちょい。ヤバいわよ。
そろそろ情報解禁の時期やなということで、出品するやつなどなどをご紹介しようと思います。
まずはブース名。
「たのしいそしなや(^ω^)ペロペロ」
去年と一緒です。
それじゃあうちのブースのイカれたメンバーを紹介するぜ!!!!!
変態コインシコシコマン!!
「ぺろ」!!!
薬指どうなってんだ!?
「KーGO」!!!
このブース唯一の常識人!!
「みやもと」!!!
以上の3名でお送りします。
さて、次は肝心の出品内容。今回の記事では僕から出品する内容をご紹介していきます。
※内容は変更される可能性があります
①Lost Ace Collector Ver.2.0(動画)
値段:未定
お気に入りに手順です。プロットとしてはホフジンサーのロストエースプロブレムとコレクターを同時に解決しようとした感じです。割とビジュアルにカードがコレクトされます。
おまけ手順として、狭いスペースでも出来るVer.1.5も収録しました。
②喪男コインマジックII(PDF)
値段:800円
喪男コインマジックシリーズ、どうやら続くようです。今回は、鼻ティッシュことAny Nose Shotの追加解説のほか、全裸でできるコインマジック2種、全裸でできる予言マジック1種、END Of THIS WORLDの5本立てです。
表紙含め超真面目に作りました。
③VICTOR組手品本 Vol.2(PDF)
値段:2000円
2020年VICTOR組3名によるアンソロジー本です。マスターからはオイルアンドウォーターとバーでの経験に基づく説明できないトリックの2つ、愛野の小林さんからは5枚のカードを使ったセルフワーキングの作品とマークドデックの自作方法(Bicycle、Circus)、それを使った作品の3つ、みやもとからはLost Ace Collectorの初期バージョン、サムカフエスケープの2つの計7作品を収録しています。
これらの作品は、バーで実際に演じることを目的としたもので、ほとんどの作品が実際にVICTORで演じられています。
④その他既刊(PDF)
風船呑みとCrazy Cherry Collectionも出品予定ですが、変更があるかもしれません。
という風になっております。
もし気になるものがあった方、ぜひ買っていただけると嬉しいです。
他の2名の分に関しましても、可能な限りマジケまでにブログに書いていくつもりですのでよろしくお願いします。
というわけで今回はこの辺で。ではまた。