鼻釘

こんにちは。みやもとです。僕はビックリ系手品が好きです。(唐突)

 

 

個人的に一番ホットなパフォーマンスそれがHuman blockhead(鼻釘)です。

 

ジャンルとしては危険術、現象としてはシンプルに釘を鼻の穴に打ち込むと言うものです。

やー、これ考えた人絶対アホですよ。尊敬します。

 

僕で危険術というと、人によっては風船呑みのイメージがあるかもですが、最近は鼻ティッシュのせいで鼻釘を連想する人が多いっぽいです。

 

 

さて、鼻釘といえば日本で言うと中村龍平さんとかサスケさんとか数名思い浮かぶと思うんですが、逆にいえば数人しか思い浮かばないくらいには珍しいパフォーマンスな気がします。

実際は露出がないだけでもうちょっとやってる人多いと思います

 

初めて生で見たのは去年の3月の博多であった龍平さんとサンタさんのショーで龍平さんがやってたものです。最初見たときのインパクトって強烈ですよね。これだから危険術はやめられない。あと強烈なディレクションが生じますので、龍平さんはそれを利用していろいろ...とまあこの話は龍平さんにお会いした時にでも聞いてみてください。

 

さて、そんなスリルと興奮満点の鼻釘ですけども、僕がどうやって習得したかと言いますと、言ってしまえば見よう見まねです。絶対真似すんなって言われてるのを真似しちゃいました。

 

なのでスペンサートリックさんから日本語解説が出る前からやってた事になります。もうちょっと待てば安全に学べたと言うのに...

 

鼻釘、実は色々と演じてて難しいことがありますのでちょっとだけご紹介しますね。

それが、「本当に入ってるの?」という質問に対して本当のことを言うべきなのかって事です。

まあ実際のところリアルガチ芸な訳ですし、観客に抜かせるパートもあるわけですから、本当のことを言って問題はないとは思うんですけど、逆にそれをいちいち説明するのもアレですし、なんか違う気もします。からと言って鼻に釘が入るのって不思議か?というとそうでもない気もします。

たまに「嘘の種明かしを真に受けすぎちゃって〜」みたいな話を聞くことがあると思うんですが、この場合はその逆、「本当に種明かしをしても信じてもらえない」ということが起きます。面白いですよね。

 

ただこれ、逆にいえば種がない手品(?)だと言うことです。つまりはこれも使いようということで、執拗に種を探ってきたりするお客さんを相手にする場合などは非常に効果的です。上手くいけば相手に「こいつぁヤベー奴だ」と認識させることができますので、流れを掴む糸口にもなり得ます。

また、僕のようにナメられやすいパフォーマーがこう言うことをたまにする事で、「見直したぜ」みたいな感じの反応をされることもあります。

 

ただその反面、リアリティをある程度は出さないとお客さんがふざけて釘を動かす危険も付き纏います。まあそれで鼻血だしたんなら逆にリアリティが出ていいのかもしれませんが

ですので用法、用量は気をつけた方がいいかもしれませんね。

 

 

というわけでつらつらと鼻釘について色々書いてきたわけですけども、色々と使い方さえ間違わなければウケますし色々と役立つものだと思います。気になる方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。あ、でもその時はちゃんとした資料を買ってからやってくださいね!!

 

この記事を読んで生じたいかなる損害に関しまして私は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

 

 

あとコロナとかインフルには気をつけて。

 

以上みやもとでした。また次回お会いしましょう。